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うつの代表的なハーブサプリ セントジョーンズワート
春になると多くなるご相談を紹介させていただきます。
Q: セントジョーンズワートについて
最近、気分がふさぎがちで、夜もよく眠れず、うつ病のような気がします。
よく、セントジョーンズワートがいいと聞きますが、薬と併用できないとか、
使い方が難しい気がします。
セントジョーンズワートの使い方や注意につて教えてください。

ECLECTIC INSTITUTE セントジョンズワート カプセル
A: セントジョーンズワートは、ちゃんと使用すれば、
比較的安全で効果の高いハーブです。
確かに、セントジョンズワートは他のサプリメントに比べると
注意事項が多いように思われるでしょう。
しかしこれは、臨床報告が豊富であることの裏返しです。
★うつ病とは?
「心の風邪」と言われるほど、うつ病はポピュラーな病気です。
しかし、なぜか病院に行くことためらう方が多いという現状があります。
うつ病を攻略するには、まずは、うつ病について十分理解すること。
製薬メーカー「グラクソ・スミスクライン」が制作した、下記のハンドブックを
ご覧になってみてください。
非常にわかりやすく書かれています。
・こころのくすり箱−うつかもしれないあなたへ−
★病院にかかる前のセントジョーンズワート
2週間以上、心の症状と身体の症状(不眠なども含まれます)が
続いているようでしたら、なるべく早く医療機関を受診されることを
おすすめします。
しかし「病院へ行くほどではないけど…」と感じている人は、
セントジョーンズワートを試してみるといいかもしれません。
セントジョーンズワートはドイツではポピュラーなうつ病薬で、
軽度から中度のうつ病に対して処方されています。
1996年までに行われたセントジョンズワートの23件の
無作為割り付け(*1)二重盲検試験(*2)のメタアナリシス(*3)を紹介します。
(*1)無作為割り付けとは:研究対象者を無作為に試験薬群とコントロール群(または他の治療薬群)に分けること
(*2)二重盲検試験とは:医師にも患者にも、どの薬が試験薬で、どれが偽薬(または他の治療薬)かを隠して行い、心理的な影響を避ける試験方法。
(*3)メタアナリシスとは:過去に独立して行われた複数の臨床研究のデータを統合して、統計を行う手法。
主に軽度から中程度のうつ病患者、総計1,757名を含む臨床結果の統合です。
15件のプラセボ(にせの薬)を対照とした試験では
セントジョンズワートで効果があった人は55.1%で、
プラセボ群22.3%より有意に高くなっています。
また、8件の抗うつ剤と比較した試験では同等の効果となりました。
セントジョンズワートの中のどの成分がどのように作用しているのかは、
まだ明らかにされていない部分もあります。
現時点では、セントジョンズワート中のヒペリシンやハイパーフォリンが
シナプスにおけるセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの再吸収を抑制
することによって、うつを和らげると考えられています。
★セントジョンズワートの摂取方法
・大部分の臨床試験はヒペリシン含有量が0.3%に標準化された抽出物が
使われています。
軽度から中程度のうつ病の成人にすすめられている量は、ヒペリシンが
一定して0.3%含まれているセントジョンズワート300mgを1日3回です。
・また、ハイパーフォリンもセントジョーンズワートの有効成分ということが
明らかになっています。
ハイパーフォリンは4%含まれているものが目安です。
・通常、効果があらわれるまで数週間かかるので、
サプリメント摂取によって、特に異常が見られなければ、
6週間は続けて効果をみてください。
★セントジョンズワートを摂る上で注意すること
・副作用としては不眠、ありありとした夢、落ち着きのなさ、不安、
動揺、いらつき、胃腸の不快感、疲労感、口渇、めまい、頭痛、
皮膚のかゆみ、錯覚、遅延性過敏反応などが、報告されています。
これらの症状が見られた場合は使用を中止して、医師や薬剤師に
ご相談ください。
また、不眠が最も良く見られる副作用ですが、これは摂取量を減らすと
軽減されるということです。
・医薬品との併用は基本的には避けてください。
セントジョンズワートに含まれる成分が、薬の分解に関与する酵素
(チトクローム(Cytochrome)P450」、特にサブタイプである
CYP3A4及びCYP1A2)の活性を高めるため、ある種の医薬品では
血液中濃度が十分に上がらず、治療効果が減弱されるおそれがあります。
また、セントジョンズワートは、日本でもよく使われているSSRIと同様の
作用をもつと考えられています。
SSRIと併用した場合には、副作用が現れやすくなると指摘されています。
・同じような働きを持つ、他のストレスハーブとの併用は基本的には避けてください。
・セントジョンズワートの服用中は、主成分のヒペリシンと日光の反応によって、
皮膚炎を起こしたりする光過敏症の原因になる事が報告されているので、
光過敏症の人や色白の人は、使用中に日焼けをしないように注意してください。
・セントジョンズワートの妊娠中、授乳中の服用は禁忌です。
月経誘発作用および流産を誘発させる作用があり、
また子宮を刺激する作用があるため、妊娠期には禁忌。
脳が未発達の子どもの服用についても基本的には禁忌なので、
授乳中の服用は控えてください。
★おすすめの商品

ECLECTIC INSTITUTE セントジョンズワート カプセル
*ヒペリシン0.3%、ハイパーフォリン4%含有。

シュワーベ セントジョーンズワート
*ヒペリシン0.5%、ハイパーフォリン4%以上含有。
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- [2008/03/26 13:26]
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