はしか(麻疹)のワクチン、2回接種を推奨します 

昨年、「大人のはしか麻疹)」が流行し、大学で休講措置がとられて話題となりました。
今年は、国内での流行に加え、アメリカで流行した「はしか麻疹)」の輸出国が日本だったという報告があり、波紋を呼んでいます。

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昨年8月から9月にかけアメリカで流行した「はしか麻疹)」の感染源が、野球大会「リトルリーグ・ワールドシリーズ」に参加した日本の少年だったということが、米疾病対策センター(CDC)の報告で明らかになりました。

日本人の感覚からすれば「はしかでどうしてこんなに騒ぎになるの?」という感じかもしれませんが、先進国である日本が感染源ということが非常に問題になっているようです。

何故、今更、先進国の日本で、「はしか麻疹)」が流行しているのか。

2005年時点で、WHO(世界保健機関)加盟国でワクチンを2回接種している国が89%であるのに対し、日本では2006年6月からようやく1歳時と小学校入学前の2回接種が定期接種に導入、開始されたという状況です。

以前は生ワクチン接種の場合、免疫は一生続くと考えられていましたが、近年はしかの発生が少なくなったために、野生ウイルスに接触する機会が少なくなり、一度ワクチン接種をしていても、その免疫が低下してしまう「二次性ワクチン効果不全」のひとが多くなった可能性が考えられます。そのため、ワクチンの2回接種が重要になってくるのです。

そして、厚生労働省は2012年の麻疹排除(Elimination)を目標に、わが国における「麻疹排除計画」を策定しました。

2008年4月1日から5年間の期限付きで、はしか麻疹)と風疹の定期予防接種対象が、現在の第1期(1歳児)、第2期(小学校入学前年度の1年間にあたる児)に加え、第3期(中学1年生相当世代)、第4期(高校3年生相当世代)に拡大されます。対象にあたる方々は、忘れずに接種を受けましょう。接種の詳細については、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
【参考】
2008年4月1日以降の予防接種スケジュール
2008-2012年度麻疹・風疹の定期予防接種対象者

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