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私も注目しているシトルリン 

今年、注目を集めそうな「シトルリン」。
日本では2007年よりサプリメントなどの食品素材として新たに使用が認められた成分ですが、海外では以前からすでに使用されていました。
欧州ではシトルリンが疲労回復の医薬品として、米国では血流改善、動脈硬化予防、精力増強などを目的としたサプリメントとして販売されています。

シトルリンとは

シトルリンは私たちの体の中や食品に含まれている遊離アミノ酸です。1930年に、日本でスイカの果汁から発見されました。シトルリンという名前はスイカの学名Citrullus vulgaris(シトルラス ブルガリス)から名づけられたものです。
スイカの原種といわれているカラハリ砂漠の野生スイカに多く含まれており、過酷な環境で生きていくためにシトルリンが大きな役割を果たしていると考えられています。

シトルリンはどのような作用をもっているのか

・アルギニンの供給

アミノ酸の一種であるアルギニンはアルギニンは成長ホルモン分泌を促進し、免疫力を高め、筋肉増強、血流改善の作用があります。
アミノ酸のサプリメントにほとんど含まれていますが、実は、摂取しても40%は腸管細胞で代謝され、シトルリンへ返還されます。残りは肝臓に運ばれ、尿素サイクル・他の物質の生合成に使用されます。

それに対し、シトルリンは摂取すると肝臓を通過して腎臓に運ばれ、75%がアルギニンになります。
つまり、シトルリンを摂取することで、効率よく全身にアルギニンを供給することができます。

・NO(一酸化窒素)の生成を高めるシトルリン

シトルリンは、体内で「NO(一酸化窒素)サイクル」を活発にし、NO(一酸化窒素)の生成を高めます。
1998年ノーベル生理学・医学賞を受賞した研究でNO(一酸化窒素)が健康に対して有用であることが認識されるようになりました。
NO(一酸化窒素)は血管の平滑筋を弛緩させる作用があり、それによって動脈を拡張させ血流量を増やす働きがあります。また、NO(一酸化窒素)は血球が血管壁に接着するのを抑制したり、血管の肥厚抑制、悪玉コレステロール(LDL)の酸化を抑制することで動脈硬化予防抑制にも重要な働きをしています。

男性の勃起もこのNOがかかわっており、シトルリンの精力増強作用を裏付ける一つの作用でもあります。

■NO(一酸化窒素)サイクル
シトルリンは体内に吸収されアルギニノコハク酸を経て、アルギニンに変換されます。
アルギニンからシトルリンに変化するときにNOが生成されます。
NO.jpg


・抗酸化効果
シトルリンには、万病のもと(例えば、動脈硬化、生活習慣病、老化など)と言われる活性酸素を抑制する抗酸化作用があります。

シトルリンの健康効果についての調査(シトルリン 代謝向上研究会による報告)

45-65歳の健康な男女のボランティアの方36名を2つのグループに分け、(1)1つのグループの方にはシトルリンを1日あたり800mg、(2)もう1つのグループの方には、プラセボ(体に影響を及ぼさない偽薬)を、3週間摂取してもらいました。各グループのボランティアの方は、自分がどちらを摂取しているのかはわかりません。摂取開始前と摂取3週間後に調査を行い、摂取開始前とくらべてどのくらい自覚症状が改善しているのかを確認しました。

その結果、「体の冷え」で大きな改善効果が、「体がぽかぽかする」「手足のむくみ」「顔の血色」についてシトルリンで改善傾向がみられました。

sitorurin2.jpg

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