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冷え・胃腸虚弱のある人の片頭痛に呉茱萸湯(ゴシュユトウ) 

寝込んでしまうほどのズキズキと激しい痛みに襲われ、
時には嘔吐してしまうほど・・・。

片頭痛に悩む人は私の周りにも何人かいます。

有病率は人口の8.4%。
女性の偏頭痛は男性の4倍もあり、年齢では30歳代が
最も多くなっています。

発作が起こった時のお薬は、新薬で有効なものがありますが、
予防薬というとなかなか効果がないのが現状。

しかし、最近では漢方薬が片頭痛の予防に有効ということで
注目されています。

片頭痛に使われる漢方薬はいくつかありますが、
呉茱萸湯」と「五苓散」が二大処方となっています。

今日は冷え・胃腸虚弱がある人の片頭痛に使う「呉茱萸湯」に
ついてお話します。

   呉茱萸湯エキス 細粒 2g*12包
  呉茱萸湯エキス 細粒 2g*12包

呉茱萸湯は冷え、胃腸障害があり、激しい拍動性頭痛、
吐き気、嘔吐
などに使われます。
頭痛は片側もしくは両方ある場合もありますが、
痛む側の首の筋肉がはるようなタイプにあいます。

ポイントとしては、
胃の中に水がたまっているもので、みぞおちのあたりに張りがある
ものが呉茱萸湯の適応になります。
また、足が冷えるものが目標になります。
体力中等度以下。

吐き気や嘔吐、頭痛は、本来下に向かうべき気が上に
あがってくる「気逆」と考えられますが、
呉茱萸湯はお腹をあたためて、気が上にのぼるのを
押し下げる働き
があります。

余談ですが、みぞおちの辺りが張って、足が冷えるタイプの
片頭痛持ちの人には、自動車に酔う人が多いそうです。
「自動車に酔う」というのも、気逆によるものですが、
偏頭痛のために呉茱萸湯を服用している人は、
自動車に酔いにくくなるということです。

この呉茱萸湯は、2006年に「慢性頭痛の診療ガイドライン」で
推奨グレードとして上から2番目のB評価(行うよう勧められる)と
なっています。

【参考】
慢性頭痛の診療ガイドライン

  

尚、呉茱萸湯の使用につきましては、病院で片頭痛の
治療をされている方は担当医に、病院で治療を受けられて
いない方は薬剤師にご相談ください。

       kaikinmini.gif


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